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zoom RSS 『ぼくは偏食人間』

<<   作成日時 : 2018/06/20 14:22   >>

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『ぼくは偏食人間』 中島義道著 新潮社


 本の表紙、そしてタイトルから、私はこの本は食の好き嫌いについて書かれているものだとばかり思っていました。あの一癖も二癖?もある中島義道さんがグルメの本を出版されたのだろうかと興味半分に買い求めましたが、これがとても面白い本でひとつきほどずっと読み続けました。

「単純な偏食家はあまりおもしろくないから、研究対象から除き」中島さんの定義する「「本来的偏食家」(特定の食物をはげしく理不尽にしかも絶妙な区分けをして嫌う者)についてを本書では研究対象としてとりあつかうこととする」と前置きに書かれているのです。益々惹かれるでしょ?どんなことが書いてあるのかと。
さらにこんなことも書いてありました、「本来的偏食家とは観念のしばりが異様に強い者にほかならず、食べ物に関しても味や栄養というよりその観念に左右される者だからである。 偏食家とは「ありとあらゆる自分が厭なことに過敏であり、しかもそれらを観念的に鍛え上げ嫌いつづけるというところがる。だから絶対に直らない。」 ここまでくると胸のすく感じがします。
音、照明、言葉、態度、性愛、男、女、組織に対しての彼の偏食的行動についての話し(解説)がとても興味深くまた面白くて当分の間この本を手放すことが出来なさそうです。
日記形式。
※中島義道さんが今までに出された本について、執筆から出版にいたるまでの経緯なども書かれているので、愛読者としてはかなり興味深かったです。

ぼくは偏食人間 (ラッコブックス)
新潮社
中島 義道


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