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zoom RSS カルロス・クライバー

<<   作成日時 : 2018/06/18 16:59   >>

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『ベートーヴェン交響曲第4番、第7番』クライバー/コンセルトヘボウ  
 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
Concertgebouw Orchestra.Amstrdam
カルロス・クライバー指揮 Conducted by Carlos Kleiber

 華麗で情熱的なタクトさばき、クライバーのベートーヴェンにはくぎづけになりました、目から耳から胸の奥まで。

1983年10月のアムステルダム、コンセルトへボウにおけるライヴ収録
ベートーヴェンの交響曲第4番、7番はもちろんのこと、Kleiber DVD Trailerには他の作品、モーツァルトやブラームスなどのハイライトシーンも収録されており、時間としては数分単位ですがとても楽しめました。モーツァルトのときは実に軽やかで優雅に踊るように、コリオラン 序曲では激しく、重厚に、ニューイヤーコンサートでのラデツキーではリズミカルに、とあげればきりがないほど。耳に軽く手をあてたり指揮台の後ろの手すり?に何度かからだを支えるように手でつかまるシーン何かをつぶやくかのようにタクトをふるシーン 、第7番の演奏終了後の光る汗、何度みても、印象的でまだ目に焼きついています。

DVDは、今まであまり見ることがなかったのですが指揮風景、演奏風景を見ながら居ながらにしてライブの雰囲気も楽しめるというのもすてきですね なんだかはまってしまいそうです(^^)

DVDですから、クライバーの指揮を振る姿だけではなく、当然録った製作者の目から見た演奏風景が映すしだされるわけですが、時折自分の予想と違っててカメラのアングルが観客席に移ったり、オーケストラの楽器や演奏しーンに向けられたりすると、ああ 、いま、まさにこのときこのメロディの部分をクライバーはどのような表情でどこに目線をやりどのようにタクトを操っているのだろうと思ったところが何箇所かありました。短いハイライトシーンでのコリオラン序曲のなかで二度にわたってホルンが映し出されました。照明を反射して幾重にも輝いて その姿かたちも美しい楽器でした。

第7番の第4楽章はクライバーの熱のこもった指揮にのっけから圧倒されました、コリオラン序曲のときと同じように、第4楽章がスタートしてはじめにカメラのアングルがかわったときに写しだされたオーケストラの楽器 も四つのホルンでした。

「交響曲第4番変ロ長調作品60」]Symphony No.4inB flat major.op.60

第1楽章 Adagio -Allegro vivace
第2楽章 Adagio
第3楽章 Allegro vivace
第4楽章 Allegro ma non troppo

「交響曲第7番イ長調作品92」Symphony No.7 in A major .op92

第1楽章 Poco sostenuto -Vivace
第2楽章 Allegretto
第3楽章 Presto-Assai meno presto
第4楽章 Allegro-con brio

 

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『ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 作品67 /交響曲第7番イ長調 作品97』 DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-7004
カルロス・クライバー指揮 Conducted by Carlos Kleiber
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
交響曲第5番ハ短調作品67
Symphony No.5 in C minor.op67

第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Andante con moto
第3楽章 Allegro
第4楽章 Allegro

録音1974年3月、4月 ウィーン

交響曲第7番 イ長調 作品92
Symphony No.7 in A major.op.92
第1楽章 Poco sostenuto-Vivace
第2楽章 Allegretto
第3楽章 Presto-assai meno presto
第4楽章 Allegro con brio

録音1976年1月 ウィーン


  これほどエネルギッシュでスリリングでエキサイティングで、繊細な第7番ははじめて!

第1楽章の13:34の10:10あたりからの後半部分、
第3楽章Presto-Assai meno presto の終わりから
第4楽章Allegro con brio フジナーレへ向けての部分に特にそれを感じました。第4楽章は5:20のあたりからは
右へ左へそして中心へと音色の渦に巻きこまれるような錯覚を覚えました。

ラトルの第九をはじめて聴いたときの印象に少し似ていて
思わず「え?」と耳を疑うような箇所を発見しながら
ああ クライバーを聴いているんだという感動がありました。
「演出」といっていいのか、「らしさ」というのか
演奏に惹きこまれ新鮮な感動に驚き満たされているうちに
曲があっというまに終わってしまったという感じです。

約38分の演奏時間。目を閉じて聴きいっていると
頭上でくるくると指揮棒をまわすクライバーの指揮風景が浮かんでくるようです。

録音は1975年11月、1976年1月ウィーン
このときにもやはりクライバーは練習時間を何時間もとったのでしょうか
クライバーの練習風景といえば「音は心の中で音楽になる」谷口高士編著のなかで小林洋さんが書かれたTea Lounge OB「練習の嫌いな指揮者たち」にクライバーの
興味深いことが紹介されていました。「最近は彼の演奏機会が少なくとても残念に思う」とありましたが、録音されたものでしか現在はクライバーの演奏を聴くことはかなわなくなりました、本当に残念です。

余談ですがカルロス・クライバーといえば同じく有名な指揮者であったエーリッヒ・クライバーとは親子ですが、以前に第九 21連発というCDを聴いたときには驚きました。

遊びごころも手伝って指揮者名は見ないで全ての演奏を一度に聴いて、素敵な演奏だった感じたものをピックアップしてあとから解説を読んだのですが、そのなかで好きな曲をチェックした指揮者名を見てみるとエーリッヒ・クライバーの演奏が入っていました。
なかでもいちばん素敵な演奏!!と感じたのはエーリッヒ・クライバーの演奏だったのです。

 

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『'92ニューイヤー・コンサート クライバー&ウィーンフィル』
1992NEW YEARS CONCERT・WIENER PHILHARMONIKER/CARLOS KLEIBER        

Total timeは75:12

1992年元旦に行われたウィーン楽友協会大ホールでのライヴ録音。中に入っている解説は東邦音楽大学教授 白石隆生さんの
この92年に行われたニューイヤーコンサートの様子とクライバーのリハーサル風景などについて。そのときの光景が浮かぶようで読みながら聴くことの楽しさを満喫しました
ライヴ録音なので頭の中にこの様子を思い描きつつCDを聴くとより楽しいコンサート風景とともに音楽を味わえるような気がします。CDジャケットのクライバーは指揮棒ではなくラッパ?を持って演奏しています。楽しそうな雰囲気に思わず頬が緩みます。このときの演奏曲目はヨハン・シュトラウスのポルカ「観光列車」。指揮者自身が吹く鉄道のラッパに私は思いっきり感動してしまいました。何も知らずにはじめて聴いたときは驚きましたが・・・

ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「オーストリアの村つばめ」にはツバメの鳴き声が入っています。J.シュトラウスとヨーゼフ・シュトラウスは兄弟ですが曲の雰囲気は随分と違ったみたいで、聴きくらべてわかりましたが、その曲から受ける印象の違いを解説のなかで白石隆生さんは、「兄の陽気な性格に比べるとロマンチストでデリケートな感傷家でもあり、そんな性格はヨーゼフの作品にもはっきりと影を落としている」とありますが、オーストリアの村つばめを聞いていてそれがよくわかりました。

アンコール曲で演奏されているラデツキー行進曲についてですが、その演奏の素晴らしさに鳥肌がたちました。演奏が終わったあとの観客の拍手と感動のどよめきがそれを伝えています。ラデツキー行進曲を聴いてかつて小澤征爾さんが同じように、ニューイヤーコンサートでこの曲を指揮したときの様子が思い出されました。あのときのラデツキーも本当に素晴らしかった。テレビでその様子が放映されたとき足踏みをしながらの風景が思い出されます。

全部で13曲。文句なく楽しめるクライバーとウィーン・フィルの素晴らしいコンサートのCDでした。

クライバーの鉄道のラッパといい、小澤征爾さんのラデツキーといい、ニューイヤーコンサートには指揮者のこころにくいばかりの演出にたまらない魅力を感じます。

ところでそのラデツキー行進曲、小澤征爾のニューイヤーコンサートのCDをラックから取り出してクライバー指揮のと聴きくらべてみました。クライバーの方がアップテンポ。同じ曲が指揮者によってこんなに違って聞こえる。

曲名

・ニコライ  歌劇 「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
・J.シュトラウス二世 ポルカ・マズルカ「町といなか」
・ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「オーストリアの村つばめ」
・J.シュトラウス二世 ポルカ 観光列車
・J.シュトラウス二世 オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
・J.シュトラウス二世 ワルツ「千一夜物語」
・J.シュトラウス二世 新ピチカート・ポルカ
・J.シュトラウス二世 ペルシャ行進曲
・J.シュトラウス二世 トリッチ・トラッチ・ポルカ
・ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「天体の音楽」
・J.シュトラウス二世 ポルカ「雷鳴と電光」
・J.シュトラウス二世 ワルツ「美しく青きドナウ」
・J.シュトラウス一世 ラデツキー行進曲

カルロス・クライバー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 


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